2006年10月30日

天皇賞・秋[回顧]〜ダイワメジャーG12勝目〜

ダイワメジャーが皐月賞以来2つ目のG1を制覇しました。

勝ちタイムは 1:58.8
12.8-11.3-11.3-11.4-12.0-12.1-12.3-11.9-11.2-12.5
インティライミが速いペースでレースを作ってくれました。
2F目以降で一番タイムがかかったのは最後の1F。
この淀みのない流れは毎日王冠と全く同じ。
ダイワメジャーにとって理想の流れとなりました。

1着 △ダイワメジャー(4人気)
前走は本格化だったということですね。
中2週で反動(疲れ)を心配しましたが、前走同様強い競馬。
2番手からの抜け出しの横綱相撲。
皐月賞を勝ったとき、フロック視する人が結構いたのが残念だった
のですが、これで2000G1を2勝で、強さが証明されました。

2着  スウィフトカレント(7人気)
「夏の2000重賞1着」「サンデーサイレンス産駒」
これは昨年のヘヴンリーロマンスと全く同パターン。
あまりにも簡単に見つかる穴馬(と終わってみれば・・・)、
簡単に考えればよかったんですね。
(それを無印にしてしまうなんて、当ブログはひねりすぎ・・・)

いつもの後方待機ではなく、中位やや前の追走、これがよかった
というか、さすが横山典騎手(またG12着ですが)。
夏から3度も使うというローテが、G1を本気で狙っているとは思
えず、気に入らなかったのですが・・・
むしろ使うほどに良化し、+10キロは馬体充実?

3着 △アドマイヤムーン(2人気)
上がり34.2は出走馬中最速。
この馬もダービーのような後方ではなく、中位やや後ろから。
2着馬よりやや後ろの追走になった分の3着でしょうか。
3歳馬ですから(しかも皐月ダービー完敗)十分力を発揮したと
言っていいでしょう。

▲スイープトウショウは5着。
この馬も位置取りは中位で完璧。敗因はいろいろ意見があるでしょ
うが、「東京で牡馬相手では力負けする」と見ますが・・・

○ダンスインザムードは6着。
今日のような流れの2000では力負けするということでしょうか。


◎オースミグラスワンは14着と全く見所なし。
馬体重計量前に放馬して「計量不能」と表示されたようですが、
それだけが目立った・・・

☆カンパニーはゲート内で暴れ、外枠発走の16着。

私の狙い馬にとっては散々な結果のレースとなってしまいました。


トリリオンカットは放馬発走除外。
>和田騎手 「出ていれば、いい展開だったのに…」
全くその通り。インティライミが飛ばす展開の2、3番手。
それでどんな着順に終わったのか、知りたかった・・・
posted by 穴馬調査士 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(2) | 回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スワンS[回顧]〜またまた7歳馬V〜

4年連続の2桁人気馬の勝利となりました。
そして、関屋記念・富士Sに続き、また2桁人気の7歳馬による
勝利。

1着  プリサイスマシーン(14人気)
中日新聞杯2勝、マイラーズC2着、マイルCS5着
高松宮記念4着の実績からは、人気なさすぎたことに。
それにしてもなぜこんなに7歳馬が活躍するのか・・・

2着  シンボリグラン(8人気)
CBC賞1着、高松宮記念1人気6着の実績からは、人気なさすぎ
たことに。

1着2着馬は、前走函館スプSで3人気2人気を裏切った馬でした。

3着 ○アグネスラズベリ(2人気)
重賞連対はないが2人気でしたが、これから楽しみな馬です。

◎タマモホットプレイは、まさかの+20キロ。
(10キロは戻ったものでしょうが、10キロは余分?)

前走スプリンターズS組は全滅。
1着2着3着馬は、すべて休養明けの馬でした。


このレースは本当につかみどころのないレースですねー。

来年のために今年得た教訓を書き残しておくと、
「重賞実績を重視」(マイル以上ならなお良し)
「前走の人気を重視」
「前走は1200出走」
「前走着順や休み明け(4ヶ月程度)は全く気にする必要はない」

でも来年はまた別傾向でしょうか?
posted by 穴馬調査士 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

天皇賞・秋【予想】

海外遠征古馬最強の2頭の出走がなく、大混戦でしょうか。

オースミグラスワン
オースミハルカの半弟。菊花賞でエルコン産駒が勝ったので、
今度はグラスワンダー産駒に期待します。
元々新馬でローゼンクロイツに勝った素質馬で、4歳馬のレベルは
低いですが、この馬は古馬相手に勝ち上がってきたことと上昇度に
期待します。

新潟大賞典を直線一気の強い勝ち方。しかし、相手が弱かった
ので半信半疑でしたが、前走は出負けし絶望的な位置から
上がり最速33.9で、8着といっても0.3秒差。
1F距離が伸びる今回に期待がもてる内容でした。

先週は外差しが決まっており、今週はBコース(Aコースから
3m外に内柵を設置)に変更となりますが、昨年のような内が
圧倒的有利の馬場にはなりそうにありません。
それなら、この馬の直線の差し脚に期待できそうです。

ダンスインザムード
全兄にDIダーク、全姉にDパートナーという底力のある血統で
2年連続13人気での好走は人気がなさ過ぎただけ。
前走馬体重22キロ増は、すっかり気性が安定したからでしょうか?
馬体重がそのままだと多少不安が・・・

スイープトウショウ
前走の勝ちタイムは 2:31.5と道悪の凱旋門賞のようなタイムで、
これがいい方に出るのか、悪い方に出るのか。
調教のような軽いレースで反動が出ないことではいいでしょう。
が、あまりにも違う速い流れに対応できるのかどうか。

カンパニー
父の父は東京G1の鬼トニービン。
でも東京は4戦して5着が最高。しかし、いつも不利があった。
2000mG2(大阪杯)の勝ち馬だけに、秋天の適性は十分のはず。
前走馬体減・調教軽めで嫌われるなら、人気の盲点になりそう。

ダイワメジャー
前走が強い競馬だっただけにその反動(疲れ)が心配。
前走のような淀みのない平均ペースが理想。
それを自ら作り出すために、逃げるのでしょうか?

アドマイヤムーン
皐月賞・ダービーが完敗なのが・・・
父エンドスウィープ 母父SSの配合は「切れ」は申し分ないが
底力不足?

コスモバルク
すっかり気性が落ち着き、調教も走らなくなりました。
確実に走りそうですが、逆に以前の爆発力は?


[無印馬について]

アサクサデンエン
父(ジャパンC勝馬)も母も中長距離馬。
しかし、母父Machiavellianの影響が強いのかマイル最適。
昨年の4着好走も超Sペースだったからかも?

スウィフトカレント
一応、サマー2000シリーズの覇者。
アサクサデンエンの半弟で、父がSS。
でもG1級でしょうか?

サクラメガワンダー
グラスワンダー産駒。2歳時とはいえ、2000m重賞1着も
ある。
しかし、ダービー完敗の内容から底力不足?

インティライミ
昨年の状態に戻れない?
戻れたとしてもこの相手に通用するのかどうか。
新馬を除いて2000m以下の実績がない。

ローエングリン
見事な脚質転換。しかし、結果としての着順は変わらない。
折り合いがつきタイミングよく仕掛けられる確率は極めて低い?
展開的には逃げればおもしろいですが、今さらできないですね。

ハットトリック
日香のマイルG1を連勝した強いマイラー。
しかし、その後がサッパリで・・・
2着3着がないので、走れば勝つかも?

トリリオンカット 父はキングジョージ連覇の重い血統
ファストタテヤマ 京都の鬼 東京では好走なし
ローゼンクロイツ 関東では凡走 力も足りない?
グレイトジャーニー 好調も距離長い?



posted by 穴馬調査士 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(5) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

スワンS【予想】

波乱の歴史のレースですが、金曜前売のオッズを見ると
単勝19倍台以下が、11頭!
何がなんだかわからないレース。

タマモホットプレイ
京都の重賞2勝(内1勝は一昨年のスワンS)。
前走スプリンターズS完敗馬がよく来るこのレース。
良馬場なら確実に差してくる。(はず)

アグネスラズベリ
ステキシンスケクン
ブルーショットガン  前走上がり3位タイ
シンボリエスケープ
オレハマッテルゼ
メイショウボーラー



posted by 穴馬調査士 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

天皇賞・秋 <過去の穴馬>

<過去の穴馬>は、過去の穴馬たちをふり返り、
”穴馬だけに共通する傾向”を探ろうとするものです。

「穴馬」とは、「6番人気以下での連対馬」とします。
(ただし、アグネスデジタルは4人気でも単勝20倍ついたので
穴馬としました)

天皇賞・秋の過去10年間の穴馬は以下の5頭。
(年齢は現表記に合わせています)

オフサイドトラップ(98年6人気1着)
父トニービン 母父ホスピタリテイ
6歳時中山記念2着、7歳になって七夕賞1着、新潟記念1着と
勢いに乗って盾制覇。(サイレンススズカ悲運のレース)

ステイゴールド(99年12人気2着)
父サンデーサイレンス 母父ディクタス
生涯G1での2着は4回。その人気は 10.9.4.12とG1になると
底力発揮。前年2着も京都大賞典で0.7秒差6着と完敗で人気薄。

アグネスデジタル(01年4人気1着)
父Crafty Prospector 母父Chief's Crown
前年3歳でマイルCS制覇。前走は盛岡のダートG1を1着。
距離2000が問題視されたが、重馬場でTオペラオーを差し切る。

ダンスインザムード(04年13人気2着)
父サンデーサイレンス 母父Nijinsky
桜花賞1着、米オークス2着、オークスと秋華賞で1人気を裏切る。
秋華賞0.9秒差4着で人気薄も、3歳牝馬の身で見事な2着。

ヘヴンリーロマンス(05年14人気1着)
父サンデーサイレンス 母父Sadler's Wells
4歳12月阪神牝馬Sで初重賞制覇。5歳になり、クイーンS2着、
札幌記念1着で本格化。Sペースとはいえ牡馬相手に見事勝利。


古馬の一線級が揃うので、本質的に堅いレースで、穴馬の台頭は
少ない。
ただ、近年は強力馬不在で波乱傾向へ?


さて、穴馬は数少ないですが、全5頭に共通する傾向は

「過去1年以内」に
  「2000mの重賞1着・G1連対」
  または「マイルG1の1着」がある



また、アグネスデジタル(道悪)を除く4頭は

「馬番6番以内」 (内枠)


あと、SS産駒が3頭、その母父はすべて欧州底力型。
「切れ」と「底力」の双方のバランスがとれた馬が
このレース向きということでしょうか。
(Aデジタルのような「強いマイラー」も勝っていますが)

posted by 穴馬調査士 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(5) | G1過去穴馬傾向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

富士S[回顧]〜7歳で初重賞V〜

今年の重賞で活躍が目立つ7歳馬の勝利。
しかも7歳での重賞初制覇。

1着  キネティクス(16人気)
昨年の3着馬(1人気)だから、3着はあるかもと思って
ましたが、まさかこの馬が勝ってしまうとは!
関屋記念のカンファーベスト(14人気)に続く、またも
7歳馬の衝撃の勝利。
昨年の東京新聞杯ではハットトリックの2着、昨年のこのレース
3着ということで、東京マイルが合っているということでしょう。

2着  エアシェイディ(2人気)
マイルの流れに対応できるのかと思ってましたが、後方から
3着馬と同じ上がり最速で伸びてきました。
この距離でもあと一歩届きませんね(展開不利でしたが)。

3着 △スズカフェニックス(1人気)
2着馬とともに結果的に位置取りが後ろ過ぎたでしょうか。
これで8戦連続出走馬中上がり最速ですが・・・
(それでいつも人気を集めますが・・・)

◎サンバレンティンはこの相手では厳しいのか7着。


勝ったキネティクスは、昨年は1人気で過剰人気、
今年は16人気で人気なさすぎ、でした。
こういう馬こそ狙わなければならない、と反省。

posted by 穴馬調査士 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

菊花賞[回顧]〜エルコン産駒菊制覇〜

競馬(特に菊花賞)は極上の推理小説、だと思うのですが、
意外な真犯人・意外なトリックといった感じになり、本当に
驚きました。

昨年のディープインパクト
勝ちタイム 3.04.6  自身上がり 33.3
今年のソングオブウインド
勝ちタイム 3:02.7  自身上がり 33.5

何より驚いたのは、この時計・上がりです。
馬場が良かったことは確かですが、時計を単純比較すれば、
ソングオブウインドはディープより強い内容と言えます。
全体時計が速くかつ上がりがほぼ同じだからです。
昨年のディープとほぼ同じ末脚を発揮する馬がいるとは!
しかもそれが、ソングオブウインド!

昨年のディープが恐ろしく強く見えたのは、同世代の他の馬の
レベルが低すぎたのも一因と、この結果から言えるのでは?

12.8 - 11.5 - 11.1 - 11.6 - 11.7 - 11.7 - 12.9 - 12.8
- 12.9 - 13.2 - 13.0 - 11.9 - 11.2 - 12.5 - 11.9
次に驚いたのはこのラップ。
3000mで11秒台が6F目まで続くとは!
7F目から急激にペースダウン。
そして、坂下から再びペースアップ。

1着  ソングオブウインド(8人気)
この馬が好走するとしたら、スローペースを利して粘りこむ形と
思っていましたが。
それが、後から3頭目から昨年のディープに近い末脚33.5を発揮
するとはただただ驚くばかり。
(96年ダンスインザダークの上がり33.8がすごいと言われた)

近親にアドマイヤマックス・ラインクラフトという母系に、
祖母父トニービン母父SSと日本G1向き種牡馬の配合。
この馬の切れはこの母系からでしょう。
そして、父はスタミナ十分エルコンドルパサー。

前走はスタート後ガツンとかかり前へ。それでも後半5F11秒台が
ずっと続くビシッとした流れをよく踏ん張っていました。
それでも父エルコンは決めて不足では?ということと、かかる気性
が心配で中距離馬では?と無印としてしまいました。

この馬は、デビュー戦武豊騎乗馬で、5戦連続1人気を続けた馬。
武幸四郎騎手に乗り代わり前に行けるようになり上昇。
これで、10戦すべて馬券対象の3着以内。

2着 △ドリームパスポート(2人気)
父フジキセキは関係なく、母系のスタミナが強く出ているよう。
これで銀2つ銅1つ。名脇役となってしまいました。
横山騎手は完璧の騎乗もまたG1の2着。
春天といい、今回といい、相手が悪かったとしか言いようがない。

3着 ▲アドマイヤメイン(3人気)
暴ペースで逃げたわりには大バテしていない。
この馬も強いです。
レースを盛り上げてくれました。

4着○メイショウサムソン
自身上がり34.9。これは近3走とほぼ同じ。
懸念していた瞬発力不足?
とはいえあまりにあっけない敗れ方(負けすぎ)。
血統通りではなかった?
距離適性は「血統」と「気性」の総合。
この馬、血統はステイヤーでも気性はマイラー的なものがある
のでは?
野路菊S(2歳1600m)を勝つような馬がステイヤーとは
思えない・・・

5着アクシオン
さすが遅れてきた素質馬。
初の強敵、初の長距離を考えればこれからの活躍期待。

6着インテレット
早い仕掛けで伸びず期待を裏切っていましたが、今日は
直線よく伸びてきました。
母父リアルシャダイで来年の春天要注意です。

7着△マルカシェンク
2着3着ならともかくこの馬が1着したら血統分析をやめ
ブログもやめようと思ってました。
母も母父も正真正銘のマイラー。アドマイヤメインとは
母系が違います。

8着◎トーホウアラン
骨折休養明けを狙うのは無謀でした。
それと潜在能力に期待しすぎなのかも。

15着△フサイチジャンク
セントライト記念の前から、トラックマンが「息遣いが荒い」と。
終わってみれば、ノド鳴り手術の予定ですか・・・


今回はエルコン産駒の取捨に悩みました。
父エルコン母父SSの配合の馬が3頭、いずれも穴馬として魅力。
どれかを買うなら他の2頭も買わなければならない理屈になる。
結局、エルコン産駒はすべて決め手不足と結論づけ、3頭ともに
無印に。
エルコンドルパサーの天国からの声が聞こえてきそうです。
「ディープ、ディープと騒ぐな!」
「凱旋門賞の着順(2着)は俺の方が上なんだぞ!」
エルコン産駒最終世代、最後の1冠を手にしました。


【追記】
当日の他のレースの時計を調べていませんでしたが、
異常馬場ですね。
速過ぎます。
(全体タイムは価値ないかも)
それでも菊花賞で上がり33.5はすごいですが・・・
posted by 穴馬調査士 at 00:56| Comment(2) | TrackBack(5) | 回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月21日

菊花賞【予想】

先週の秋華賞のように、春のG1の上位馬が揃って出走して
きました。
「地味な3冠馬」が誕生するのでしょうか?それとも?

トーホウアラン
祖母と曾祖母が米G1馬という優秀な母系。
母父ヌレイエフは父としてはマイラーを多く出すが、母父としては
ジャングルポケットや2頭のオークス2着馬を出す。
そして、父ダンスインザダークは、菊花賞3年連続(02,03,04年)
連対馬を出す。
大跳びということも加えると、菊花賞は最適。

しかし、弱点は、スプリングSもダービーも大幅馬体減という
好走のあとガタッとくる体質の弱さ。
ということで、この馬の場合は休み明けの方がいい。
といっても3000mの菊花賞で休み明けは、常識的に無理がある。
その無理を承知で◎にするのは、もしこの馬が勝つようなことが
あると悔いが残るから(ダービーも同じ理由で◎にしましたが)。

メイショウサムソン
皐月賞は時計のかかる良馬場、ダービーは道悪。
良馬場で上がりの速い展開になると瞬発力不足が心配。
同父産駒のテイエムオペラオーは、菊花賞で上がりの速い展開と
なり、ナリタトップロードに負けた。

アドマイヤメイン
祖母アサーションは愛オークス3着馬。母系からは距離不安少ない。
瞬発力不足で、毎日杯・青葉賞のように淀みのない平均ペースの
逃げが本来の持ち味。
しかし、そんな流れはメイショウサムソンにとっても絶好の流れ。
武豊騎手、どう乗る?

タガノマーシャル
2歳時の野路菊Sで、メイショウサムソンに1/2馬身差2着した馬。
過去の穴馬と同様、古馬混合の1000万特別を勝っている。
父の父はダンシングブレーヴ(カワカミプリンセスの父の父、
メイショウサムソン・スイ−プトウショウの母の父)
近親にスルーオゴールド(米G15勝)の母系に、母父のフジキセキ
が瞬発力を補強と都合よく考えると楽しみな馬。

ドリームパスポート
父フジキセキは、SS系の中ではマイラー寄りで、トライアルに
強い。一方、母は、半兄にステイゴールド(春天2着)、近親に
サッカーボーイ(産駒にナリタトップロード・ヒシミラクル)。
血統面は微妙(母の方の影響が強そうですが)。
早めに仕掛けると最後に伸びが鈍る馬。
横山典騎手の道中の位置取り・仕掛けのタイミングはいかに?

フサイチジャンク
タイガーカフェ(皐月賞2着)の全弟。
重賞初挑戦の皐月賞で3着は価値大。しかし、ダービーではいい所
なく、前走も落馬の影響があったとはいえ物足りない。
重賞は未勝利だし・・・でも無印にはできない・・・

マルカシェンク
2歳時のレースの使われ方・騎手の配置を見れば、同厩のサムソン
より期待は上、ということで無印にはできません。
しかし、父SS母父マイラーの配合では、菊花賞は距離長い。
ディープの出走で賞金不足除外となる秋天での競馬を見たかった。


[無印馬について]

ソングオブウインド
ずっと馬券対象の着順を続けている馬。
近親にアドマイヤマックスという母系に、祖母父トニービン
母父SSという血統に、前走の内容から中距離向き?

アペリティフ
祖母の父ロイヤルスキー、おじにエアジハード(マイルCS)
という母系のスピードが、父エルコンの決め手不足を補っていると
解釈しますが。(長距離馬というより単なるじり脚馬の可能性も)

ミストラルクルーズ
2400を勝っている実績が、過去の穴馬と重なる。
前走を叩いての上昇があればおもしろい。
が、上2頭と同様、父エルコンの決め手不足が気になる。

アクシオン
母父Dixieland Bandは、デルタブルースの母父と同じ。
3月デビューの遅れてきた素質馬。
最大の伏兵と言える一方、1800mを勝ってきている距離が不安。

ネヴァブション
デルタブルースと同じ九十九里特別を勝ち、母系はスタミナ十分。
しかし、セントライト記念が13人気だったし、前回後藤騎手で
勝ったのに今回石橋脩騎手というのは・・・

トーセンシャナオー
セントライト記念の勝馬は、中距離馬ばかり(バランスオブゲーム
・ヴィータローザ・コスモバルク・キングストレイル)。
この馬も父SS母父トウショウボーイからそう思える。

インテレット
母父がリアルシャダイ(父・母父として菊・春天好走馬多数)。
皐月賞と前走で、早めに仕掛けるも直線伸びず期待はずれ。
毎日杯2着があるだけにじっくりと直線に賭ければ大駆けも。

トウショウシロッコ  1勝馬では・・・ 母父はマイラー
パッシングマーク  1800を2勝で距離?
シルククルセイダー  芝では・・・
マンノレーシング  芝では・・・



posted by 穴馬調査士 at 00:55| Comment(2) | TrackBack(13) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月20日

富士ステークス【予想】

穴党は菊よりこちら。
有力馬多数で波乱必至?

サンバレンティン
インティライミの全兄。
前走は一頭抜けた上がり33.7で快勝。
仕上がり万全で直線一気を期待。

カンファーベスト
インセンティブガイ
メテオバースト  一昨年3歳で3着
テレグノシス
スズカフェニックス
マイネルスケルツィ



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2006年10月18日

菊花賞<過去の穴馬>

<過去の穴馬>は、過去の穴馬たちをふり返り、
”穴馬だけに共通する傾向”を探ろうとするものです。

「穴馬」とは、「6番人気以下での連対馬」とします。
(ただし、ザッツザプレンティは5人気でも単勝20倍ついたので
穴馬としました)


菊花賞過去10年間の穴馬は以下の9頭。

ロイヤルタッチ(96年6人気2着)
父サンデーサイレンス 母父マルゼンスキー
皐月賞2着・ダービー4着・京都新聞杯(菊トライアル)3着と
地味な着順で人気は今ひとつだった。(アサヒライジングの父)

ダイワオーシュウ(97年7人気2着)
父リアルシャダイ 母父ロイヤルスキー
父産駒にライスシャワー(92年1着)など。5月デビュー3連勝後
セントライト記念2着の勢いで、先行粘り込む。

マンハッタンカフェ(01年6人気1着)
父サンデーサイレンス 母父Law Society
札幌の2600mの500万1000万特別を連勝。セントライト記念は4着に
終わり、やや人気下降も長距離で差し爆発。次走有馬記念も勝利。

マイネルデスポット(01年11人気2着)
父ペンタイア 母父パーソロン
2200mの未勝利で初勝利、続く2500mの500万特別で2勝目。
休み明けの鳴滝特別を3着した後、単勝114倍人気で逃げ粘る。

ヒシミラクル(02年10人気1着)
父サッカーボーイ 母父シェイディハイツ
10戦目で初勝利。2200mで2勝目(翌日宝塚記念より速い勝時計)
2000mで3勝目、神戸新聞杯6着。後方から押し上げ4角先団。

ファストタテヤマ(02年16人気2着)
父ダンスインザダーク 母父ターゴワイス
京都の重賞を2勝していた(デイリー杯2歳S・京都新聞杯)。
皐月賞15着、ダービー15着、前走札幌記念13着。直線追い込む。

ザッツザプレンティ(03年5人気1着)
父ダンスインザダーク 母父Miswaki
たんぱ杯2歳S1着、皐月賞8着、ダービー3着、神戸新聞杯5着。
中位追走から3角で好位4角先頭の安藤勝騎手の策がズバリ。

デルタブルース(04年8人気1着)
父ダンスインザダーク 母父Dixieland Band
6戦目で初勝利、直後の青葉賞13着、2400mで2勝目の後休養。
秋2戦目の前走2500m九十九里特別を快勝。岩田騎手代打好騎乗。

アドマイヤジャパン(05年6人気1着)
父サンデーサイレンス 母父Caerleon
弥生賞2着、皐月賞3着、ダービー10着、神戸新聞杯5着。
大逃げ馬の2番手追走の横山典騎手の好騎乗も、鬼脚に屈する。
(この馬の上がり35.5 ディープの上がり33.3 )


菊花賞の穴馬のタイプは次の2つ。

A 2200m以上の距離実績がある長距離馬

B 秋初戦の着順が悪く人気下降の春実績馬

これをもう少し具体的に厳しい条件にしてみると、次の通り。


【A】 「2200m以上」の「特別または重賞の1着」がある馬
   

【B】 「皐月賞またはダービーで3着以内」があり
   かつ「2000mの重賞1着」がある馬

    

過去10年間の穴馬9頭は【A】または【B】のどちらかに
あてはまります。

あとは、「父」または「母父および母系」がスタミナ十分な血統
ということでしょうか。
posted by 穴馬調査士 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(1) | G1過去穴馬傾向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月16日

秋華賞[回顧]〜カワカミP無敗で2冠〜

カワカミプリンセスが無敗で2冠を達成しました。
終わってみれば、オークスの1〜4着馬の2着3着が入れ替わった
だけ。オークス上位馬が順調だったということと、今年のオークス
のレベルが高かったということでしょう。
結果、穴馬は通用しませんでした。

勝ちタイムは、1:58.2
ファビラスラフイン(96年)ファインモーション(02年)の 1:58.1
と0.1秒差の速い時計。
前の3頭は速くても、レースの上がりは 35.6と平均ペースの上がり。
これでは、中位より前の位置取りでないと勝つのは無理。
1〜3着馬は絶好位でした。

12.0-10.6-11.9-12.0-11.9-12.2-12.0-12.0-11.6-12.0
淀みのないやや速い平均ペースのLAP。
前3頭は速く、4番手以下はちょうどよい平均ペース?

1着 ▲カワカミプリンセス(2人気)
父の父は凱旋門賞馬。父の母は米G17勝馬。
母の父は米三冠馬。祖母の父も米三冠馬。
この名馬配合が、この馬の強さを産んだのでしょうか。

この血統からは、来年の凱旋門賞にぜひ挑戦して欲しい。
その前に今年のジャパンCに出走して欲しいのですが・・・
ファビラスラフインは、秋華賞の後ジャパンCでハナ差2着
して感動しました。
でも牡馬相手の挑戦は来年の予定らしいですね。
(無敗でいきたいんですね、来年を楽しみに待ちます)

今のところ、この馬の欠点が見当たりません。
ファビラスラフインやファインモーションには牝馬らしい繊細さ
という欠点があった。この馬は男まさり?
(唯一の欠点は強そうに感じない馬名?)

2着 △アサヒライジング(5人気)
父は、皐月賞と菊花賞の2着馬。母の父は菊花賞馬。

前走は後方からまくり2着(1着3着馬はその後米G1勝ち)。
今日は前3頭を見ながら最適ポジション。
気性面の成長が大きいようです。

この時計で1/2馬身差だから、勝った相手が強すぎた。
この馬も強い。

3着 △フサイチパンドラ(4人気)
今日は走りました。上がり34秒台を記録したのは初めて。
これが能力なのか、まだ能力を出し切っていないのか?

4着 ○アドマイヤキッス
母父ジェイドロバリーのせいなのかどうか、底力不足。
前走のような最内を回るようなことはG1では難しい。

5着 ◎シェルズレイ
前2頭が大敗している流れをよく踏ん張りました。
でも、かかりっぱなしで気性難がこれからも続きそう? 

6着 △キストゥヘヴン
マイラーなのでしょうか。
古馬相手のマイルでの競馬を見てみたい。

7着 ☆サンドリオン
勝ちに行く競馬でしたが善戦止まり。
でも重賞初挑戦がG1でキストゥヘヴンとハナ差は、
これからの重賞での活躍が楽しみ。

以上、印をつけた7頭すべてが7着以内に。
7連複的中!(と自己満足)

posted by 穴馬調査士 at 00:34| Comment(0) | TrackBack(8) | 回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月15日

府中牝馬S【予想】

エリザベス女王杯を狙う強力馬が揃いました。
このレース、毎年堅い傾向ですが、前売オッズを見て
参加してみることに。

ライラプス
全3勝の内、2勝が東京(クイーンC・スイートピーS)。
「東京」「G1前哨戦」に強い馬。
昨年ローズSから前走までずっと使われていたので、
休み明けの不利より、リフレッシュ効果に期待。
母フサイチエアデールは、桜花賞2着から4歳のエリザベス女王杯
2着までずっと活躍したので、早熟と決めつけるのはまだ早い?
上位人気馬は強力ですが、▲以外の相手なら馬連でも万券なので
買ってみる価値はあるかなと。

デアリングハート
ディアデラノビア
ヤマニンシュクル
レクレドール
サンレイジャスパー


ところで、リニューアルされたJRAのHPで、G1については
調教映像が見れますね。
秋華賞の調教映像を見ると、素人の目で見ても、ニシノフジムスメ
の動きが素晴らしいですね。
(能力的に足らないと思っているのですが・・・)
他にコイウタもいいように見えますが・・・(あくまで素人の目)



posted by 穴馬調査士 at 00:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

秋華賞【予想】

今年の秋華賞は、桜花賞連対馬とオークス連対馬が揃って出走。
そして伏兵馬の層も厚い。レースが楽しみです。

シェルズレイ
ローズS 1:58.2 上がり35.4
神戸新聞杯 1:58.1 上がり35.4
これを見ると、ローズSは牝馬戦としてはハイレベル。
レースの最後の1Fは12.1で、バテバテでかわされたのではなく
アドマイヤキッスの末脚が素晴らしかった。
展開に恵まれたことは確かでも、「3着以下に4馬身差」をつける
2着は、展開だけでは無理でこの馬のスピード能力を示すもの。

今回、アサヒライジング・トシザサンサンなど逃げそうな馬が
いて、前走のような競馬は無理でしょうが、
「淀みのない平均ペースの逃げ」を希望します。
(アドマイヤメインやコンゴウリキシオーのような逃げ)
(折り合いがつき過ぎ好位追走で瞬発力勝負なら圏外?)

京都内回り(328m)は、中京(314m)と直線の長さに大差なく
直線平坦も同じ。
父クロフネ譲りの「持続するスピード」に期待!

アドマイヤキッス
秋華賞は、桜花賞連対馬と相性がいい。
ただ前走は、素晴らしい末脚・素晴らしい騎乗でうまく行き過ぎ?
母父ジェイドロバリーから底力に若干不安がありますが・・・

カワカミプリンセス
オークス以来は予定通りで仕上がり順調。
A 恐ろしい牝馬、エリ女でなく、ぜひジャパンCへ!
B 休み明け馬体重増とは言え、案外伸びきれず・・・
さて、どちらの結果になるのでしょうか?

サンドリオン
低レベルの紫苑S、前つぶれでハマッたもの、と思っていたら
自身上がり33.6とは! まだキャリア5戦で未知の魅力あり。
前走紫苑S出走馬の連対はゼロという過去でも、非常に不気味。
血統はおじにパルスビート(京都新聞杯2着)がいる母系はいい。
ただ父産駒は瞬発力勝負に疑問がありますが・・・

キストゥヘヴン
秋華賞は、桜花賞馬と相性がいい。
血統面(近親にロンググレイス(エリ女)など)からは距離は
問題ないので、折り合いをいかにつけるか。

フサイチパンドラ
この馬、デビュー以来一度も34秒台の末脚を記録したことがない。
(シェルズレイも同じ)
逃げた方がいいかも(それは困るのですが)。

アサヒライジング
アメリカでの前走は、驚く後方からの差し。
気性面も成長したようで、今回逃げにはこだわらない?
(シェルズレイを楽に逃がして欲しい)


相手は6頭以内と決めているので、ここまでですが、
他にも気になる馬がズラリ。


[無印馬について]

ソリッドプラチナム
軽ハンデとはいえ、6月に古馬相手の重賞を勝つという離れ技。
前走はいかにもトライアルで期待が高まりますが、
追込み一辺倒でG1は苦しい?

ブルーメンブラット
ティコティコタックを思い出させる前走大倉山特別(当時は1800)
の快勝馬。
1週前超抜調教時計でますます期待が高まりますが、
距離延長と、重賞では前に行けない?所が気になります。

ニシノフジムスメ
父はカワカミプリンセスと同じですが、母父・祖母父が歴史的名馬
のカワカミプリンセスと比較すると、底力不足?
3着が精一杯?

コイウタ
桜花賞時は、輸送が不安で早くから栗東滞在だったので、やはり
輸送不安。仕上げ過程も遅れ気味だったようだし・・・
横山典騎手も確保できなかった・・・

キープユアスマイル
紫苑S、この馬の上がりは 33.4(最速)
近親にスペシャルウィーク。
前つぶれの展開になれば大きく浮上?

シークレットコード
ローズS時に本番は横山典騎手を確保していると知り、コイウタ
がいるのになぜ?と感じたものです。
2歳時の内容なら主役級ですが、今年の2走は完敗の内容で・・・

ヤマトマリオン
フローラSは相手に恵まれただけなのか。
しかし、大穴ならこの馬かと・・・

タッチザピーク 抽選滑り込み出走も近3走サッパリ
トシザサンサン 好走すべて1400m以下
ブロンコーネ 前2走大敗すぎ
ホウショウルビー 道悪なら複穴



posted by 穴馬調査士 at 00:30| Comment(2) | TrackBack(4) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

秋華賞<過去の穴馬>

宝塚記念以来、久々の<過去の穴馬>です。
<過去の穴馬>は、過去の穴馬たちをふり返り、
”穴馬だけに共通する傾向”を探ろうとするものです。

「穴馬」とは、「6番人気以下での連対馬」とします。


秋華賞過去10回の穴馬は以下の5頭。

ナリタルナパーク(98年14人気2着)
父ブライアンズタイム 母父ノーザンテースト
夏の北海道900万特別を、2600の距離で3着し、1200の距離で1着。
ローズSは先行して伸びず5着。本番は後方待機策が吉と出る。

ブゼンキャンドル(99年12人気1着)
父モガミ 母父アスワン
夏の小倉で牡馬混合900万特別2着。ローズS3着で出走権確保。
ローズS上がり最速の末脚が、ハイペース前つぶれの展開でハマる。

クロックワーク(99年10人気2着)
父リアルシャダイ 母父ゲイメセン
オークス5人気の穴人気で9着。たんぱ賞3着。クイーンS3着。
横山典騎手の最後方待機が、ハイペース前つぶれの展開でハマる。

ティコティコタック(00年10人気1着)
父サッカーボーイ 母父ブライアンズタイム
前走札幌900万特別を快勝。前年とは正反対のスローペースで、
4番手追走から逃げ粘るヤマカツスズランをとらえる。

ヤマカツスズラン(00年7人気2着)
父ジェイドロバリー 母父コリムスキー
阪神3歳牝馬S(現阪神JF)の勝馬。以後休養、休み明けのロー
ズSは5人気も14着。叩き一変とスローペースの恩恵で逃げ粘る。


99年、00年と同一年に2頭ずつ。
99年は前つぶれ(上がり37.0)、00年は前残り(上がり33.9)と
京都内回りの展開面での波乱のない限り(他年は平均ペース)、
秋華賞は本質的に堅いレース。


展開面以外に穴馬5頭の内4頭に共通することは

夏以降での、1000万下特別1着・牡馬混合1000万下特別2着・
重賞3着以内
のいずれかがある
(ナリタ、ブゼン、クロック、ティコティコ)

posted by 穴馬調査士 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(4) | G1過去穴馬傾向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

毎日王冠&京都大賞典[回顧]〜5歳G1馬東西制覇〜

毎日王冠・京都大賞典ともに、5歳のG1馬が制しました。
そして、今年の重賞で目立つ7歳馬の健闘。

毎日王冠
勝ち時計は 1:45.5 とコースレコードと0.1差。
これだけ速い時計となると、前に行く実力馬が有利。
先行勢の2頭の叩きあいとなり、ダイワメジャーが競り勝ち
ました。

1着 △ダイワメジャー(3人気)
東京コースではこれまで 0.0.0.5
安田記念で昨年今年と伸び切れないのでどうか、と見てましたが、
見事な勝利。
ノド鳴りも完治?し、荒い気性も落ち着きが増したようです。
ただ、母スカーレットブーケと同様、G1では壁があるのかも。
(この馬は皐月賞を勝っていますが、古馬G1は未勝利)
柏木集保氏がnetkeiba予想(今週も◎的中)で指摘している
「ノーザンテースト譲りの成長力」がありそうですが。

2着 △ダンスインザムード(2人気)
いったん先頭に立ちましたが差し返されました。
牡馬相手では勝ち切れない。
しかしその相手は強力馬ばかり。
気性面はすっかり安定したようです。

3着  ローエングリン(9人気)
前走の回顧で、脚質転換は見事だが後方すぎ、好位差しは
できないのかと書きましたが、今日はできましたね。
いよいよ、7歳にして完成のときがやってきた??

3着〜6着はハナ、ハナ、ハナ差の大接戦。

4着は◎マルカシェンク
骨折明けで仕上がり途上の情報、+10キロ、初の古馬相手を
考えればよく走った方でしょう。
賞金不足で秋天に出れそうにないのが残念。

5着は▲カンパニー
何かもう一つもの足りませんね。
この程度の実力ということでしょうか。
それとも次は2走目で上昇するのでしょうか。

6着はテレグノシス
不利を受けていたようですが、最盛期の東京で見せた末脚は
少し衰えているような気が・・・

○アサクサデンエンは、わからない大敗。


京都大賞典>(予想は回避)
勝ち時計は 2:31.5 !
凱旋門賞で最初に発表された計測ミスのタイムのような遅い
時計。
超スローペース。
逃げたのは何とローゼンクロイツ。

1着 スイープトウショウ(2人気)
上がり32.8で差し切る。
瞬発力勝負ならメンバー随一ですが、長期休養明けでの勝利
はお見事。
この後、反動があるのか、良化するのか。

2着 ファストタテヤマ(7人気)
菊花賞2着を思い出させる大外からの追込み。
この馬の上がりも32.8。京都が最適。
東ではローエン、西ではこの馬と7歳馬が健闘。
重賞の過去10年の傾向を見ると、たいてい7歳馬の連対は
ゼロか1。それなのに今年はよく連対する7歳馬の健闘。

3着 トウショウナイト(5人気)
この瞬発力勝負でよくがんばっていると思います。
この馬も春天の好走があり、京都が合うのでしょう。

7着インティライミは、瞬発力勝負は不向きでしょう。
それと、表面的には絶好に見えた追い切りほどには
状態はよくなくダービー時の状態に戻れない?
とにかく、ディープ以外は近年最弱世代の4歳馬、
がんばって欲しい。


馬連で比較すると、毎日王冠より京都大賞典の方が好配と
なりました。
毎日王冠の方が波乱になると思っていたのに・・・
思い込み、決めつけはいけないと反省。


さあ、来週からは、年末有馬記念まで、ほぼ毎週G1。
気合を入れましょう。

posted by 穴馬調査士 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(2) | 回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

毎日王冠【予想】

マイル・中距離路線の強豪が揃いました。
考えれば考えるほどわからなくなる?混戦。

マルカシェンク
SS産駒最後の大物だと思います。
2歳時のレース内容が圧巻で、京都2歳Sでは
ドリームパスポートを負かしている(その時の単勝が1.1倍)。
2歳12月から3歳4月までの重要な時期のレース経験がなく、
直前に1度叩いただけでダービーを好走するのは無理な話。
それが、3着ドリームパスポートとクビ差の4着。
母父がマイラーなので、距離も長かったはず。
ダービー終了後に、この馬の能力の高さを改めて感じました。

今回、骨折明けで、調教の動きもあまり良くない、厩舎も弱気
ということで、連の人気を見るとそれほどではありません。
しかし、ここで賞金を加算できないと、秋天に出走は難しく
なります。
この馬のすごい末脚を見てみたい、という願いを込め、
追い切ってからの変わり身(あるかも)と、今年の3歳の層の
厚さ(古馬の層の薄さ)に賭けてみます。
 
アサクサデンエン
カンパニー
ハットトリック  リフレッシュ効果あればG1馬復活 
ダンスインザムード
ダイワメジャー
ロジック



なお、京都大賞典の予想は回避します。
(少頭数で妙味を感じない)

posted by 穴馬調査士 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(3) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月06日

菊池寛「我が馬券哲学」

JRAのHPがリニューアルされた。
情報量が増加し、とてもよくなったと思います。
(前のHPに慣れている人は不満があるようですが)

そのJRAのHP「トピックス&コラム」のコーナーに
「我が馬券哲学」というページがあります。
(以前のHPにもあったようですが)

明治生まれの作家、菊池寛の「我が馬券哲学」は、
非常に味わい深いものがあります。

その中で、”穴党にとって”心得るべき言葉をとりあげましょう。


>甲馬、乙馬実力比敵し、しかも甲馬は人気九十点、
>乙馬は人気六十点ならば、絶対に乙を買うべし。


これは当ブログがいつも目標としていることです。
同程度の実力ならば、人気薄の方を買うべき、といってもその実力
の評価が難しく、また状態面の差もあり・・・


>大穴は、おあつらいどおりには、あかないものである。
>天の一方に、突如としてあき、ファンをあっけに取らせるものである。
>何々が、穴になるだろうと、多くのファンが考えている間は、
>絶対にならないようなものである。
>それは、もう穴人気といって、人気の一種である。


穴人気の馬を避け、いかに人気の盲点となっている真の穴馬を見つ
けるか。


>剣を取りて立ちしが如く、常に頭を自由に保ち、固定観念に囚わ
>れる事なかれ。
>レコードに囚われることなかれ、融通無碍しかも確固たる信念を
>失うことなかれ。
>馬券の奥堂に参ずるは、なお剣、棋の秘奥を修めんとするが如く
>至難である。


固定観念にとらわれず、確固たる信念を失わず、至難とされる馬券
の奥堂に参ずるために、研鑽を重ねる日々です。


>自己の研究を基礎とし人の言を聞かず、独力を以て勝馬を鑑定し、
>迷わずこれを買い自信を以てレースを見る。
>追込線に入りて断然他馬を圧倒し、鼻頭を以て、一着す。
>人生の快味何物かこれに如かんや。
>しかれどもまた逆に鼻頭を以て破るるとも馬券買いとして
>「業在り」なり、満足その裡にあり。
>ただ人気に追随し、漫然本命を買うが如き、勝負に拘わらず、
>競走の妙味を知るものに非ず。


そうです、そうなんです、菊池寛さん。自己の研究により穴馬券を
的中させた時の喜び。人生の快味ですね。

posted by 穴馬調査士 at 21:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 穴党心得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月03日

凱旋門賞[回顧]〜世界の壁〜

〜不可解な勝ちタイム〜

レース直後の「衝撃」から時間が経過して、冷静に考えてみると
ディープインパクトはよくやったということですね。
回避馬が続出するという近年最高メンバーでの差のない3着。
ありがとう、ディープインパクト!

一番の敗因は
「90日以上の間隔で凱旋門賞を勝った馬は65年のシーバード以来
ない」
これと思いたいです(実力負けじゃないと)。
(実戦は最高の調教)

斤量差で3歳馬に負けるのはしかたない(過去10年で3歳馬が8回
優勝)ですが、6歳牝馬プライドにまでかわされてしまうとは・・・

勝ったレールリンクは、
近年の凱旋門賞馬に多い「前走ニエユ賞出走の3歳馬」
過去の傾向通りになってしまいました。


さて、驚いたのは、2分31秒70という勝ちタイム。
昨年のハリケーンランの勝ちタイムが、2分27秒40
一昨年のバゴの勝ちタイムが、2分25秒00
馬場がいいというので、2分25〜27秒台を予想していたのに
まるで道悪の時計。

ところが、当日の他のレースのタイムは次の通り。

3Rアベイユドロンシャン賞(2歳上牡牝、芝1000)
54秒80
4Rオペラ賞(3歳上牝、芝2000)
2分0秒90
5Rマルセルブーサック賞(2歳牝、芝1600)
1分34秒90
6Rジャンリュックラガルデール賞(2歳牡牝、芝1400)
1分18秒60

ご覧のように、日本と変わらぬ速い時計。
オペラ賞の2分0秒90に13秒2つを足しても2分26秒90。
なのに、凱旋門賞(2400)は 2分31秒70という超遅い時計。
他のレースと凱旋門賞の時計レベルがあまりにも違う。
これはいったい????????

本当の走破時計は、2分26秒前後のようです。
(ビデオで確認する限り)

なぜ、こんなタイムが発表されているのでしょうか?
・何かのアクシデント?
・フランスはタイムにこだわらない?
・?



【追記】(2006.10.3.23:30)

英のレーシングポスト紙のHPによれば、
2分26秒30となっています。
これが妥当ではないでしょうか。

超スローではなかった、ということになります。
平均ややスロー?
その流れでのディープの2番手は、国内のレースより前半でかなり
脚を使っていた可能性があります。
それがいつもの末脚ではなかった一つの原因かも。

それにしても、公式発表タイムはどういうことなのでしょうか?



【再追記】(2006.10.4.11:30)

サンスポが取り上げてくれましたね。

「凱旋門賞の勝ち時計に疑惑!遅すぎる主催者発表タイム」


【再追記】(2006.10.4.22:10)

JRAのHPで、訂正が発表されています。

「凱旋門賞(G1)の走破タイムの訂正について」

最初のタイムの発表で、
日本の競馬ファンのショックを多少でもやわらげた効果があった
かも。


ところで、JRAのHPが今日リニューアルされましたね。

posted by 穴馬調査士 at 00:08| Comment(2) | TrackBack(3) | 凱旋門賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

スプリンターズS[回顧]〜豪州馬完勝〜

国際G1となったこのレース、豪州馬が完勝しました。
小雨のせいなのかどうか時計がかかりました。
昨年が 1.07.3 今年は1.08.1
2着から12着までが0.3秒差で、2着以下は大混戦。

1着 ○テイクオーバーターゲット(1人気)
グローバル・スプリント・チャレンジの首位が決定。
11万円の馬が、世界一のスプリント王の座に登りつめました。
タクシードライバーを副業としていた調教師という成功物語。
前走たたいた効果で、あっさり勝たれてしまいました。

2着  メイショウボーラー(10人気)
中山芝は 0.2.1.0
その中身は濃く、朝日杯2着・弥生賞2着・皐月賞3着。
この実績からは、この日本馬相手では最先着しても不思議ない。
が、フェブラリーS制覇後は中央ではさっぱり。

最近の中央のG1ではレース直前に状態がおかしくなり、
調教時計が出せなかったりしていたのが、今回は日曜に51秒台
水曜に52秒台と坂路で時計を出せていました。

この馬に◎の穴党の人は見事でした。
netkeibaでの柏木集保氏の予想を読むと見事ですね。

3着  タガノバスティーユ(16人気)
坂に弱い馬が多いので、追込み馬が穴になるとみましたが、
まさか、それがこの馬だとは・・・
最後方から1頭抜けた上がり最速の34.3。

低レベルとされたファルコンS(G3)の勝馬。
今年の3歳は層が厚いということでしょう。

デビュー戦でイースターをおさえて1人気の期待馬。
母は、桜、オークスで逃げて大敗、短距離路線で活躍した馬。


4着は▲サイレントウィットネス。
576キロは昨年の558キロに比べ18キロ増。

△シーイズトウショウ△チアフルスマイルは坂に弱いという
ことか底力不足ということか。

◎ブルーショットガンは無理な狙いだったようです。
posted by 穴馬調査士 at 00:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

凱旋門賞【予想】

世界ランクベスト3の馬3頭がすべて出走で、回避馬が続出。
いつもは多頭数となる凱旋門賞としては珍しい8頭。
出走頭数の1けたは、60年ぶりのこととか。
ここで勝つ馬が、正真正銘世界最強馬ということになります。

ディープインパクト
ロンシャン競馬場は、京都外回りを少しスケールを大きくした
感じ(3角坂・長い平坦直線)で、ディープインパクトには
適したコース。
保護されていた内のグリーンベルトを通れるかという不安も
少頭数となったことで、不安解消。
道悪になれば日本の道悪とは別物という不安も、馬場は良さそう。
良馬場なら日本の馬場と大差ない(2分25〜27秒台?)。

となれば、超一流の瞬発力と超一流のスタミナ。
良馬場での能力は世界3強の中でも抜けているはず。
その能力を発揮できる状態にあるのかどうか、それだけ。

シロッコ
凱旋門賞を狙ったローテーション。
ディープの前を行くこの馬が、ディープの目標となり、
良馬場ならディープにあっさりかわされる?
(昨年日本ダービーのインティライミのように)

プライド
父は凱旋門賞レコード勝ち、母父は凱旋門賞連覇馬。
ディープが前をそうじした後に追い込んで来る
シックスセンス的存在。(牝馬なのでヘヴンリーロマンスか)
 
無印ハリケーンラン
キングジョージと凱旋門賞の両方を、同じ年に勝った馬は
95年ラムタラ以降ない。
(ピークのデキを両方にもってくるのは難しい)
凱旋門賞連覇も78年アレッジド以降ない。


ズバリ、(良馬場なら)
ディープインパクトが3馬身以上の差で圧勝する
と予想します。


心静かに「その時」を待ちたいと思います。

posted by 穴馬調査士 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(1) | 凱旋門賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする