2006年10月06日

菊池寛「我が馬券哲学」

JRAのHPがリニューアルされた。
情報量が増加し、とてもよくなったと思います。
(前のHPに慣れている人は不満があるようですが)

そのJRAのHP「トピックス&コラム」のコーナーに
「我が馬券哲学」というページがあります。
(以前のHPにもあったようですが)

明治生まれの作家、菊池寛の「我が馬券哲学」は、
非常に味わい深いものがあります。

その中で、”穴党にとって”心得るべき言葉をとりあげましょう。


>甲馬、乙馬実力比敵し、しかも甲馬は人気九十点、
>乙馬は人気六十点ならば、絶対に乙を買うべし。


これは当ブログがいつも目標としていることです。
同程度の実力ならば、人気薄の方を買うべき、といってもその実力
の評価が難しく、また状態面の差もあり・・・


>大穴は、おあつらいどおりには、あかないものである。
>天の一方に、突如としてあき、ファンをあっけに取らせるものである。
>何々が、穴になるだろうと、多くのファンが考えている間は、
>絶対にならないようなものである。
>それは、もう穴人気といって、人気の一種である。


穴人気の馬を避け、いかに人気の盲点となっている真の穴馬を見つ
けるか。


>剣を取りて立ちしが如く、常に頭を自由に保ち、固定観念に囚わ
>れる事なかれ。
>レコードに囚われることなかれ、融通無碍しかも確固たる信念を
>失うことなかれ。
>馬券の奥堂に参ずるは、なお剣、棋の秘奥を修めんとするが如く
>至難である。


固定観念にとらわれず、確固たる信念を失わず、至難とされる馬券
の奥堂に参ずるために、研鑽を重ねる日々です。


>自己の研究を基礎とし人の言を聞かず、独力を以て勝馬を鑑定し、
>迷わずこれを買い自信を以てレースを見る。
>追込線に入りて断然他馬を圧倒し、鼻頭を以て、一着す。
>人生の快味何物かこれに如かんや。
>しかれどもまた逆に鼻頭を以て破るるとも馬券買いとして
>「業在り」なり、満足その裡にあり。
>ただ人気に追随し、漫然本命を買うが如き、勝負に拘わらず、
>競走の妙味を知るものに非ず。


そうです、そうなんです、菊池寛さん。自己の研究により穴馬券を
的中させた時の喜び。人生の快味ですね。

posted by 穴馬ユウサク at 21:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 穴党心得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。目が覚める一節ありがとうございます。菊地寛先生の言葉には含蓄があり、なるほど、むべなるかな。という気持ちを感じざるを得ません。
Posted by ふっじー at 2006年10月07日 14:53
>ふっじーさん

目が覚めましたか!
菊地寛先生の言葉は、当時の文学的表現が使われていて、
意味がよくわからない単語もありますが、含蓄がありますね。
今も昔も競馬・馬券の本質は変わらない、ということでしょう。

Posted by 穴馬調査士 at 2006年10月07日 21:07
こんにちは^^
いつも楽しく読ませてもらっております。

「自己の研究を基礎とし人の言を聞かず、独力を以て勝馬を鑑定し、
迷わずこれを買い自信を以てレースを見る。人生の快味何物かこれに如かんや。」

これぞ競馬の楽しみの真髄ですね!ブログを始めてからより一層感じます。

ほんとに甲乙つけがたい今年の毎日王冠。
菊池寛先生ならどの「乙」馬に本命つけられるでしょうか^^;

Posted by ミシエロ at 2006年10月08日 07:14
>ミシエロさん

そうですね、私もブログを始めてから自己の研究がより深くなり
楽しみが増加した感じです。

今年の毎日王冠は本当に甲乙つけがたいですね。
さて、何が勝つのか?
Posted by 穴馬調査士 at 2006年10月08日 08:14
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