2006年10月03日

凱旋門賞[回顧]〜世界の壁〜

〜不可解な勝ちタイム〜

レース直後の「衝撃」から時間が経過して、冷静に考えてみると
ディープインパクトはよくやったということですね。
回避馬が続出するという近年最高メンバーでの差のない3着。
ありがとう、ディープインパクト!

一番の敗因は
「90日以上の間隔で凱旋門賞を勝った馬は65年のシーバード以来
ない」
これと思いたいです(実力負けじゃないと)。
(実戦は最高の調教)

斤量差で3歳馬に負けるのはしかたない(過去10年で3歳馬が8回
優勝)ですが、6歳牝馬プライドにまでかわされてしまうとは・・・

勝ったレールリンクは、
近年の凱旋門賞馬に多い「前走ニエユ賞出走の3歳馬」
過去の傾向通りになってしまいました。


さて、驚いたのは、2分31秒70という勝ちタイム。
昨年のハリケーンランの勝ちタイムが、2分27秒40
一昨年のバゴの勝ちタイムが、2分25秒00
馬場がいいというので、2分25〜27秒台を予想していたのに
まるで道悪の時計。

ところが、当日の他のレースのタイムは次の通り。

3Rアベイユドロンシャン賞(2歳上牡牝、芝1000)
54秒80
4Rオペラ賞(3歳上牝、芝2000)
2分0秒90
5Rマルセルブーサック賞(2歳牝、芝1600)
1分34秒90
6Rジャンリュックラガルデール賞(2歳牡牝、芝1400)
1分18秒60

ご覧のように、日本と変わらぬ速い時計。
オペラ賞の2分0秒90に13秒2つを足しても2分26秒90。
なのに、凱旋門賞(2400)は 2分31秒70という超遅い時計。
他のレースと凱旋門賞の時計レベルがあまりにも違う。
これはいったい????????

本当の走破時計は、2分26秒前後のようです。
(ビデオで確認する限り)

なぜ、こんなタイムが発表されているのでしょうか?
・何かのアクシデント?
・フランスはタイムにこだわらない?
・?



【追記】(2006.10.3.23:30)

英のレーシングポスト紙のHPによれば、
2分26秒30となっています。
これが妥当ではないでしょうか。

超スローではなかった、ということになります。
平均ややスロー?
その流れでのディープの2番手は、国内のレースより前半でかなり
脚を使っていた可能性があります。
それがいつもの末脚ではなかった一つの原因かも。

それにしても、公式発表タイムはどういうことなのでしょうか?



【再追記】(2006.10.4.11:30)

サンスポが取り上げてくれましたね。

「凱旋門賞の勝ち時計に疑惑!遅すぎる主催者発表タイム」


【再追記】(2006.10.4.22:10)

JRAのHPで、訂正が発表されています。

「凱旋門賞(G1)の走破タイムの訂正について」

最初のタイムの発表で、
日本の競馬ファンのショックを多少でもやわらげた効果があった
かも。


ところで、JRAのHPが今日リニューアルされましたね。

posted by 穴馬ユウサク at 00:08| Comment(2) | TrackBack(3) | 凱旋門賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

凱旋門賞【予想】

世界ランクベスト3の馬3頭がすべて出走で、回避馬が続出。
いつもは多頭数となる凱旋門賞としては珍しい8頭。
出走頭数の1けたは、60年ぶりのこととか。
ここで勝つ馬が、正真正銘世界最強馬ということになります。

ディープインパクト
ロンシャン競馬場は、京都外回りを少しスケールを大きくした
感じ(3角坂・長い平坦直線)で、ディープインパクトには
適したコース。
保護されていた内のグリーンベルトを通れるかという不安も
少頭数となったことで、不安解消。
道悪になれば日本の道悪とは別物という不安も、馬場は良さそう。
良馬場なら日本の馬場と大差ない(2分25〜27秒台?)。

となれば、超一流の瞬発力と超一流のスタミナ。
良馬場での能力は世界3強の中でも抜けているはず。
その能力を発揮できる状態にあるのかどうか、それだけ。

シロッコ
凱旋門賞を狙ったローテーション。
ディープの前を行くこの馬が、ディープの目標となり、
良馬場ならディープにあっさりかわされる?
(昨年日本ダービーのインティライミのように)

プライド
父は凱旋門賞レコード勝ち、母父は凱旋門賞連覇馬。
ディープが前をそうじした後に追い込んで来る
シックスセンス的存在。(牝馬なのでヘヴンリーロマンスか)
 
無印ハリケーンラン
キングジョージと凱旋門賞の両方を、同じ年に勝った馬は
95年ラムタラ以降ない。
(ピークのデキを両方にもってくるのは難しい)
凱旋門賞連覇も78年アレッジド以降ない。


ズバリ、(良馬場なら)
ディープインパクトが3馬身以上の差で圧勝する
と予想します。


心静かに「その時」を待ちたいと思います。


posted by 穴馬ユウサク at 00:26| Comment(0) | TrackBack(1) | 凱旋門賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

凱旋門賞でディープインパクトが世界を驚かす、のか?

いよいよ、「その瞬間」が近づいてきました。
ワクワク、そわそわ、妙な気持ちの高ぶり。
日本馬が凱旋門賞を勝つ、その瞬間をこの目で見ることができる。
NHK「総合」での生中継、ありがたい。
(BSは見れないのです)(「つま恋」見たかった・・・)

日本の競馬ファンの今の心理は次の2つに分かれている?
[A]冷静に考えても勝つ可能性は世界3強の中で一番だ
[B]ハーツクライが負けたし世界の壁は厚く2着か3着だろう

私はもちろん[A]派です。
(結局、願望が強いだけでしょうが)
[B]派の人もけっこういるのでしょう(半数くらい?)。

今年の春の天皇賞。
2400通過タイムは 2.28.6 (3200としてはそんなにスローではない)
そこから、使った末脚がなんと「上がり4F 44.8」!
この上がり4Fは驚異の数字です。

世界中を探したって、
ディープインパクト以上に走る馬が存在するとは思えません。
興奮が伝わる、天皇賞当日に更新された「武豊日記」での
武豊騎手のこのお言葉。

武豊騎手の言葉通り、長距離で「上がり4F 44.8」を使える馬は
世界中も探しても存在しないと思います。
楽勝もありえるのでは、と思ってしまうのは期待しすぎ?

もちろん不安材料もあります。
次の3つでしょうか。
[敵地][3ヶ月ぶり][道悪]
こういったことは、能力が5分のときに問題になるのであって、
ディープインパクトは能力の差ではねのける!と強引な論理。

なんだか、ディープインパクト賛歌になってしまいましたが、
これだけ力が入るのも、凱旋門賞で日本馬が勝つのを見れるのは、
大げさではなく、一生に一度あるかないかのことだから。

偉大なる種牡馬サンデーサイレンスの最高傑作。
これからの10年20年でも最大最後の?日本馬凱旋門賞制覇の
チャンスだと思います。

がんばれ!ディープインパクト!!

(穴馬なんか来るな!)(いつもの当ブログとは違う・・・)



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凱旋門賞は一度ロンシャン競馬場で観戦したことがあります。
97年のサクラローレルが出走予定だったレース。
日本を3週間前に旅立ち(主目的は欧州貧乏旅行)、2週間前に
日本からの旅行者から出走取りやめたことを知らされることに。

馬券は出馬表でデットーリの文字が読めたので、
デットーリ騎手騎乗馬の単勝を購入。
ゴールの瞬間、場内アナウンサーが
「オリビエ!オリビエ!」と連呼。
??オリビエって、オリビエ・ぺリエ騎手のこと??
私は、レーシングプログラムのフランス語の「ぺリエ」が
読めなかったのです→「Olivier Peslier」
ゴール後になって、ぺリエ騎手がいたことを知ったのでした。
ぺリエ騎乗パントルセレブルがコースレコード2.24:60で圧勝。
(この年はずっと晴天が続いていました)

ロンシャン競馬場の雰囲気は日本とは違って、紳士淑女の世界。
(パドックでは貴婦人に見とれていました)
レース直後もほとんどの人が馬券を的中したのかと思えるほど
おだやかで、祝福の拍手を贈り続ける人々。

今回の凱旋門賞を現地に見に行ける人は幸せ者です。
ウラヤマシイ!

(見に行く人はジャケット着用がいいですよ)
(Gパン等のラフな格好の東洋人が大量に押し寄せると
ヒンシュクをかうかも)
(私は3週間ほぼ毎日はきつづけたGパンでしたが。。。)

posted by 穴馬ユウサク at 00:39| Comment(2) | TrackBack(2) | 凱旋門賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする